AdobeAuditionでリップノイズをライトにザクザク消す方法【ゲーム実況】

2021年7月13日

ゲーム実況動画を編集していると、リップノイズが気になる… そんなことありますよね。
話している時は気にならなくても、じっくり音声を聞いてみるとそれなりに入ってることに気が付きます。

この記事はAdobe Auditionというソフトを使って、リップノイズが気になる部分を手作業でライトに除去する方法を紹介します。

またAdobe PremiereProという動画編集ソフトと連携して使うので、とても便利です！

この記事でわかること

Adobe Audition でリップノイズを削除する方法(ゲーム音源とボイスが同じ音源でも大丈夫！)
リップノイズの部分を見抜く方法
Premiere Proと連携して、作業効率をあげる
そもそもリップノイズを減らすためのTips

Adobe Auditionのスポット修正を使う

ある程度Premiere Proで動画編集をした後に、音声の編集をするほうが楽ですが、お先にAdobe Auditionで具体的にやることを紹介します。

リップノイズの削除に使うのは「スポット修正ツール」です。

Adobe Audition でリップノイズを削除する方法

リップノイズが入ってしまった音源をAdobe Auditionで開きます。
左側に読み込んだファイル名が出てくるので、ダブルクリックして音源を編集できるようにします。

最初はよく見る電子音の波形になっているはず。ですがこのままでは編集ができないので、「波形」の形状に表示を変更させます。
「ビュー→波形エディター」を選択します。

もしくは、上部のメニューのアイコンで表示を切り替えます。

★メニュー画面の変更画像

電子の波形からサーモグラフィーのような形状に切り替わると思います。
その状態で左上からスポット修正ツールを使います。修正したい部分をクリックしながらなぞるだけでOKです。
修正したい範囲に合わせて、ブラシの大きさ(太さ)を変えるといいですね。

ボイスとゲーム音源が一緒でも大丈夫！

Adobe Auditionの優秀なところは、軽く修正した程度では背後に流れるゲームの音楽に影響がないところ。
大きな影響を及ぼすことなくリップノイズだけを削除できます。

さすがに広い範囲を修正した場合は、ゲームの音楽が少しぼわっとした感じになったり、違和感がありますが、修正範囲を細かく調整すれば影響は最小限ですみます。

自分のノイズの癖を見つける

次に削除するリップノイズがどこ箇所で起こっているのかを見つける必要があります。

まず第一にどの部分でリップノイズが起きているのかを知ることが大切です。

リップノイズが起きている部分を拡大表示してみると、波形に少し特徴がある部分がいくつかあると思います。そこをスポットライト修正ツールで地道に消していきましょう。

一般的にリップノイズは周波数が高いになっているので、
波形の上部の部分周波数が高い部分にリップノイズが起きると言われます。

ですが私の場合しゃべっている声とリップノイズが起きている周波数がそんなに差がなく、そんなに周波数が高くない部分でリップノイズが発生していました。

自分のリップノイズがどの部分で起きやすいのかを把握できれば、効率よくリップノイズ削除作業が出来ます。

Premiere Proと連携でノイズ編集が楽になる

Adobe Premiere Proを持っているなら、Adobe Auditionと連携で作業がとても楽になります。
まずは編集したい動画実況動画を Premiere Pro で読み込み。

先にカット作業をして、使わない部分は編集をしておきます。

リップノイズが入っている音源を含むファイルを選択して「右クリック→ Adobe Auditionで編集」を選ぶと自動で選択した音源が読み込まれます。

あとは上記で紹介した方法でリップノイズを削除。編集が終わったらそのファイルを保存します。
その後Premiere Proに戻るとAdobe Auditionで編集した音源に反映されます。

Adobeの有料プランを使っている場合は、ぜひ試してみてください！

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